12月9 日の委員会では、エスペランサ・コレジオという大分市の勤労青少年学習施設受講料無料から、有料化について議論が集中しました。
私以外の委員は、減免制度導入することで、議案に賛成しました。
私は以下の理由で反対討論をおこないました。
議第95号、大分市エスペランサ・コレジオ条例の一部改正についての議案は、勤労青少年教育の実施機関あるこの施設の今後の運営として、授業料を徴収しようというものであります。
1、施設運営の目的の違う、公民館等の施設での受講料と同一視して、取り扱つかうことは問題と考えます。
2、受益者負担することにより、自覚と責任とか、学習環境がととのうとか、学習意欲が向上するとか、いっていますが、いまでも年間400人あまりが受講し、100あまりの退学者がいます。こうしたなか、新たな授業料徴収は、働き学ぶ意欲のある勤労青少年の受講を抑制することになることが懸念されます。
3、円高・デフレ不況のなか、離職者は増加し、民間労働者の賃金は下落しています。現行制度で、勤労青少年の、働きながら学びたいということを後押しすることは、地場産業の育成や技術の継承など大分市の大きな財産となるものです。
各種免許取得費は勤労青少年にとっては重くのしかかってきます。この分野こそ行政の手厚い支援が必要と考えます。よつて、受益者負担の原則にたち、授業料徴収することに反対します。
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